ランドセルは”高級じゃなくていい”と思えた3つの理由

 

こんにちは!

今回は、多くのママが頭を悩ませる「ランドセル問題」についてお話しします。

 

ランドセルって、ほんとピンキリですよね。1万円台のものから10万円を超えるものまで、選択肢があり過ぎて目が回りそうになることも。

でも我が家では、実際に使ってみて「安いものでよかった」と心から思っています。

 

転勤族として各地を転々としながら、上の子と下の子、それぞれのランドセル選びを経験してきた私が感じた、率直な気持ちをお伝えしたいと思います。

 

① 高級ランドセル、実は…使い方はみんな同じ!

 

入学前に百貨店でランドセルを眺めていた頃の私。本革・コードバン・機能付きの高級モデルに心惹かれて、「長く使うものだから、きちんとしたものを」と前のめりになっていました。カタログを見ては「この手縫いの部分が素敵」「この金具の作りが丁寧」なんて、すっかり高級志向になっていたんです。

 

でも、実際に入学してみると、あれれ?という感じでした。

 

使い方は結局みんな一緒なんですよね。

雨にも濡れるし、置き方も結構雑だし、教室の床にポンと置かれることもしょっちゅう。

子どもはランドセルの素材や作りの良さにそこまで執着していないし、6年間きれいに使える保証はどこにもありません。

 

上の子が小学校に入学して1年経った頃、ふと思ったんです。「だったら、見た目と価格のバランスがいい物で十分だったな」って。

高級なランドセルを買ったところで、子どもの学校生活が特別良くなるわけでもないし、むしろ「高かったんだから大事に使いなさい」と口うるさく言ってしまう自分がいて、それって本末転倒だなと感じました。

 

下の子のランドセル選びでは、この経験を活かして、もっとリラックスして選ぶことができました。

 

② 使うのは”6年間だけ”。成長と共に気持ちも変わる

入学時に「この色が好き!」と選んだカラーでも、3年後には「なんかもう飽きたかも…」となるのが子どもです。これは本当によくある話で、我が家でも経験しました。

小学校低学年の頃は、ランドセルを背負って学校に行くことに特別感を感じていた子どもたちも、高学年になると、ランドセルに対する愛着はだんだんなくなってきます。むしろ「リュックで学校に行きたい」と言い出す子も多いんですよね。

 

特に転校を伴う転勤族だと、地域差や校風の違いもあり、柔軟に対応する必要があります。

前の学校では当たり前だったことが、新しい学校では浮いてしまうこともあるし、逆に新しい環境に合わせて子どもの好みも変わることがあります。

 

つまり、「6年間使う前提で大枚をはたく」こと自体が、実はとてもリスキーだったりするんです。

もちろん、6年間しっかり使い切る子もいますし、それはそれで素晴らしいことです。でも、子どもの成長や環境の変化を考えると、あまりにも高額なランドセルを選ぶのは、ちょっとプレッシャーが大きすぎるかなと思います。

 

③ 転勤族にとっては”コンパクトで軽い”が最優先!

 

何度も引越しを経験している我が家にとって、荷物の量と重さは本当に死活問題です。

高級ランドセルって、しっかりした作りの分、どうしても重くて収納しづらいんですよね。引越しの時に段ボールに入らなくて困ったこともありました。重いランドセルは、子どもが毎日背負うのも大変だし、引越しの時に運ぶのも大変です。

 

一方で、柔らか素材・軽量ランドセルの方が、断然楽でした。

子どもの負担も少ないし、引越しの時の梱包も簡単。機能性を重視した結果、見た目もシンプルで飽きが来ないデザインが多いのも嬉しいポイントでした。

 

結局は、子どもが背負って楽で、親が管理しやすいものが最強だと実感しています。

転勤族でなくても、毎日の通学で重いランドセルを背負うのは子どもにとって負担です。最近は教科書も増えているし、学用品も多いので、ランドセル自体は軽い方が絶対にいいと思います。

 

まとめ:ランドセルは「見栄」じゃなく「実用性」で選ぼう!

 

SNSや周囲の雰囲気につられて、高価なランドセルを検討してしまいがちですが、実際には、安くても丈夫で軽いランドセルはたくさんあります。

 

大切なのは、子どもの成長に合わせた「フラットな視点」を持つことだと思います。

ランドセルはあくまでも道具の一つ。子どもが快適に、そして楽しく学校生活を送れることが一番大事ですよね。

 

転勤族ならなおさら、無理なく・動きやすくが一番です。でも、転勤族じゃなくても、実用性を重視したランドセル選びは決して間違いではないと思います。

ランドセル選びって、親として初めて経験する大きな買い物の一つで、つい気合いが入ってしまいがちです。でも、肩の力を抜いて、子どもと一緒に楽しく選べばいいんじゃないでしょうか。

 

高いランドセルを買ったからといって、子どもがより良い学校生活を送れるわけではありません。

逆に、親がランドセルの値段にとらわれすぎて、子どもにプレッシャーをかけてしまうこともあります。

 

我が家の経験が、ランドセル選びに迷っている方の参考になればうれしいです。みんなで子どもたちの学校生活を応援していきましょうね!

 

 

最新情報をチェックしよう!